<世界侵略:ロサンゼルス決戦>未知の流星群と思われる大量の隕石が落下するロサンゼルス。引退間近かのナンツ2等軍曹(アーロン・エッカート)とその部下の兵士たちは、人類最後の希望となって残された市民を救出し、未知なる物体と闘う。実際に1942年に起こった未確認生物による襲撃事件「ロサンゼルスの戦い」をモデルにしたSF超大作だ。監督は「テキサス・チェーンソー ビギニング」のジョナサン・リーベスマン。
ひたすら銃声と爆音のアクション大作
冒頭で、次々と海へ落下する謎の流星群(エイリアン)が各国で目撃されているニュース映像と、のちにそのエイリアンと闘うことになる兵士たちのプライベートが描かれる。有能な指揮官でありながら部下を失くしたナンツ2等軍曹を始め、結婚式を目前に控えた兵士、まだ見習いの若い兵士、ナンツの指揮下で兄を失った兵士、首席で士官学校をでたエリート少尉と、みなさまざまな苦悩を抱えている。
そんな彼らが戦地に駆り出され、エイリアンとの激しい攻防戦が続く。最後までひたすら銃声と爆音のアクションシーンの連続である。どこに隠れているかわからない大群のエイリアン。彼らは完全武装していて、自らの手が銃になっている。いざとなったら、グレネードランチャーみたいな武器までつかってくるので、実に手強い。迫力いっぱいのアクションシーンは見ごたえ十分で、ぜひ映画館の大スクリーンで見ていただきたい。