「被災者だけど笑顔と元気届けたい」
「いつかは復興し再開へ」が決まって、フラガールたちも立ち上がった。5月3日(2011年)からいわき市の避難所を手始めに、各地の避難所や全国の施設を巡る「きずなキャラバン」をスタートさせた。
「どういう思いで回っていたんですか」と聞かれたプアリリカ樹は、「自分たちも被災者ではあるんですけど、笑顔と元気をお届けできたたら良いなと」と明るく答える。
あすからの再開ではまだ施設の一部が使えないようで、入場料も来年1月まで半額という。スタジオでは「皆さん、いい笑顔ですね」という司会の羽鳥慎一に、長嶋一茂(スポーツ評論家)がこう話す。
「こういうところからポッ、ポッと火がついてくると大きな輪になる。やはり民間から元気にならないと」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト