「被災地で笑顔で踊ってもいいのか…迷いました」
踊る場所を失ったフラガールたちは「全国きずなキャラバン」をスタートさせたが、その心中は複雑だった。福島県双葉町出身のサブリーダー・大森梨江さんはこう話す。
「地元に戻ってみたら町の雰囲気がガラッと変わっていました。そんな中で笑顔を浮かべて踊ってもいいのかと随分迷いました」
しかし、その双葉町での公演で「大きな拍手で迎えられて、受け入れてくれたことを実感しました」
番組はフラガールたちのダンスをハワイアンズから生中継。司会のみのもんたは彼女たちの踊る姿を見ながら、「良いね、綺麗だね。胸にジーンと来るものがある」と話し、コメンテーターの吉川美代子(TBS解説委員)も「南国の太陽のような笑顔が素敵ですね。これからも是非、頑張って下さい」
復興がなかなか進まない被災地。しかし、そこに暮らす人々は元気を取り戻しつつある。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト