高すぎる人件費、多すぎる社員
司会のみのもんたは「儲けまで上乗せして、これが原価ですなんて許されないことだ」と怒りの表情を見せた。コメンテーターの与良正男(毎日新聞論説委員)は「東電が普通の企業になると宣言してからおかしな体質に変貌していった。1社独占という驕りがあったのだろう」と言う。
吉川美代子(TBS解説委員)「こんな理不尽がまかり通るなんて考え等らない。政府は何をしていたのでしょう」
委員会は高すぎる人件費についても、従業員約5万3000人の約14%に当たる7400人を2014年3月末までに削減すべきだとするリストラ策を提示。みのは「社員約6万人、関連会社を含めれば10万人近くになり、人件費だけでも膨大なものになる。値上げの前にそれを減らす努力をする方が先だろう」と言葉を強めた。発送電の分離も同時に議論しなければ、電力改革にならない。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト