やっぱり間に合ってた今夏の電力―家庭節電は危機演出のため!?

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河野太郎議員「逼迫する時間帯だけ料金を高くする」

   自民党の河野太郎議員は「少なくとも当初の無計画停電はデタラメだった。経産省の罪は重いですよ。『原発が止まったら危機ですよ』と演出した感じは否めない」とし、次のような提案をする。

「東京の8月の1週間の午後何時間かの電力が足りないなら、その期間だけ電気代を高くすればいい。逼迫する時間帯の日にちだけ電気料金を高くすれば、企業によっては『そこは夏休みを取りましょう』となる。工場の自家発電を動かして、その分、電気を高く売れるわけですから一挙両得。
   市場のメカニズムで電気の調整ができるようにルールを改正する必要がある。それができることを今夏の実績は示した」

   これを聞いて司会の羽鳥慎一は「もともと電気料金は高いうえ、また大幅に上げようとしている。それさえもなくても済むかもしれないですね」とつぶやいた。

   地域独占にあぐらをかいてやりたい放題の電力会社。不透明な料金制度にメスを入れる今がいいチャンスだろう。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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