僧侶が勝手に教義解釈
「中山身語正宗」の関東地区の拠点である誓照寺の僧侶は、「中山身語正宗は除霊という言葉は使いません。仏さまにお参りさせていただく前に心身を清めるのが滝行です」という。木下の独断か教義を間違って解釈していたのか。4、5年前までは地元の造船会社に勤める傍ら布教活動を行っていたという。
スタジオでは、物知りを自任する宇治原史規(タレント)が「宗教学的、法学的にしても、修行は本人のやろうという意思がないと修行と呼べないと思う」と話す。ちょっとピント外れで上滑りしたが、東ちづる(女優)のコメントは実感がこもっていた。
「冷静に見れば虐待、暴行ですが、家族に治すのが難しい病を抱えていると藁をも掴む思い。私も家族にそういう病を抱えているが、霊的、宗教的民間療法からたくさんの誘いがあり、家族としては自分を見失うこともある。肝心なのは金銭の授与がどうだったのか。それが大きな問題だと思う」
文
モンブラン