除霊窒息死 「痛い!やめて」叫ぶ娘に水浴びせ続けた父親と僧侶

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   熊本県・長洲町の宗教施設で今年8月(2011年)、女子中学生をいすに縛り付け、除霊と称して顔に水をかけ続けて窒息死させた父親と僧侶が逮捕された。

   司会のみのもんた「何ともやりきれない事件が起きていました」と語り、これまでの事件の経過をレポートした。

「かなり冷たい地下水」

   窒息死したのは熊本市の中学2年生・舞鴫ともみさん。傷害致死の容疑で逮捕されたのはともみさんの父親の舞鴫淳容疑者と熊本・長洲町の宗教施設の僧侶・木下和昭容疑者。2人はこれまで、ともみさんに「お滝場」と呼ばれる宗教施設で除霊と称した滝行を強要し、大量に流れ落ちる水を顔にかけ続けた。これを100回以上繰り返していたという。

   奥平邦彦リポーターが現場を取材した。「お滝場と呼ばれていた場所はかなり狭いですね。中には神棚があり、周囲はコンクリートで囲まれていますが、広さは2メートル四方ぐらいです」と伝え、滝代わりに使われた水に触れ「水は地下水といわれていますが、かなり冷たいです」。近所の住人は「ともみさんの『痛い、痛い、いやー、いやー』っていう叫び声は聞こえました」と話す。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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