大震災時は登庁困難に
コメンテーターの内野雅一(「週刊エコノミスト」編集委員)は「いま国民が求めているのは政治家の覚悟だ。その覚悟が少しも伝わってこない。本当に改革に取り組む覚悟があるなら、選挙をして国民に信を問う必要がある。次の世代のために禍根を残さないように増税が必要だと言っているが、若い世代はとっくに自分たちの夢を諦めている人が多い」と手厳しい。
建設中の公務員宿舎は決して緊急時に都心まですぐ駆けつけられるようなところではない。大地震のときは大渋滞が予想される幹線道路を使い、繁華街をいくつも通る。高速道路に乗ろうとすれば荒川を渡らなければならない。帰宅が遅くなることが多いというが、霞が関からタクシー代は1万数千円はかかる。こんなものを毎晩使われちゃかなわん。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト