五十嵐財務副大臣「永久凍結ではない」
五十嵐財務副大臣にみのは問題視されている建設中の埼玉県朝霞市の公務員宿舎について正した。
みの「あれは事業仕分けで凍結となったのでは?」
五十嵐「永久凍結という意味ではない。これからの公務員宿舎の全体像が決まるまで、一時的に止めなさいという意味だ。その全体像が完成したので再開した。あれが完成すれば、20億円が余剰金として国庫に入る」
これに古賀が噛み付いた。
「本当に公務員に宿舎が必要かどうか、どこまで真剣に議論したのか。そもそも、年収2000万円を上回る次官や局長クラスにどうして都心一等地の宿舎が必要なのか」
これに対し五十嵐は、「幹部クラスは何かがあったときのために、霞ヶ関や永田町の近くにいる必要がある。また、重責を担っていて帰宅時間が遅くなることもしばしば。やはり、交通の便がよいところが必要だ」と反論した。
しかし、今度はみのが「都心一等地で3LDKのマンションを借りたら、月々の家賃は20万円以上になる。ところが、公務員宿舎だとわずか4万円前後。これは不公平だと思いませんか」と質問。五十嵐は口をつぐんだ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト