どんなときや状況でもわずか10秒で涙の演技ができる「早泣き少女」が人気という。「モーニングバード」の「サキドリアップ」コーナーで取り上げた。
少女は春名風花、通称はるかぜちゃん。2001年2月生まれの10歳で、生後3か月から芸能活動を始めたので芸歴10年のベテランだ。久保田直子アナが自宅に出掛けて、泣いてもらってみることに…。
特技は3歳で始めたツイッター
はるかぜちゃん、まずMCの羽鳥慎一、赤江珠緒の写真で泣いてもらうことに。「男の人は無表情だし眉は太いし、目が全然笑ってなくて怖い」などと言いながら涙がポロリ。スタッフからOKが出ると「有難うございました」
この間わずか10秒。肴にされた羽鳥は「おかしいよ、これで泣くの」
といってもこれは余技。人気の秘密はツイッターへのつぶやき。もともと注目されるようになったのも、東京都青少年健全育成条例へのツイッターへの次のようなつぶやきだった。
「都条例ぷいすか」「ぼくたちはいいまんがかも、わるいまんがかもちゃんとじぶんでえらべます」「大人たちがすきな子どもらしい子なんか本当はいないんです。働きたいけどしょくがない~、はあー」
フォロワーは現在4万6000人
3歳で携帯のブログに書き込むようになり、9歳でツイッターを始めたといい、フォロワーは現在4万6000人もいるという。
最近のつぶやきは「いじめじゃなく、けんかをしましょう」「字も携帯のパソコンも、人と人とつながりたくて人がつくったのに使わないのはちょうもったいないと思う」「自分のために人が悲しんでくれるのがうれしいと思う人は、人を傷つけることも平気だったりするのかな」
深読みに戸惑ったのか、羽鳥「10歳ですよ!『もう恋なんかしないかもしれない』なんて言わないよ。絶対に…」
最後に少女を育てた母親が顔を隠して登場し、次のように語った。
「うちは『ああしなさい』『こうしなさい』とこの子自体というのが育たない気がするんで、勝手に生えた雑草みたいに育てたんで個性が強くなっています」
携帯文化が育てた奇才かも…。