リポーターの西村綾子が「秋は骨盤の歪みに注意しましょう」という。骨盤?なんでまた秋に。医療ジャーナリストの森田豊が解説する。骨盤が歪むと、腰の痛み、肩こり、頭痛、手足のしびれ、猫背、姿勢にも関わる。歪みは、骨盤を支える筋肉やじん帯がこわばって固まった結果で、秋になって気温がさがったときに適度な運動をしないと固まりやすいのだそうだ。
気温が下がったときの運動不足
専門家は立ち姿や歩き方だけで骨盤がどっちにどう歪んでいるかもわかるらしい。クツのどこが減りやすいとか、タイトスカートがどっちにずれるとかでもわかるし、一番簡単なチェック法は床に印を付けて、そこで目を閉じて足踏みを30回というやつだ。
西村がやってみると、見事に10センチほど左前へ出てしまった。左の骨盤が後ろにずれているため、重心が左に傾いているという診断だった。 こうした歪みは、カバンをいつも片手で持っているとか、イスに座って足を組むとかで起る。むろん矯正法はいろいろあって、またベルトや座布団などのグッズもある。
ねじれの方向も分かる足踏み30回
そこでスタジオで出演者をチェックしてみることに。5人 が1列に並んで、床に付けた印の上に立った。アナウンサーの葉山エレーヌがハイヒールを脱ごうとしたが、なかなか脱げない。司会の加藤浩次が「早くしなさい」。それでもなかなか脱げない。ようやく揃って、目を閉じて「イチ、二、サン、シ」と始めたら、面白いことになった。加藤とキャスターのテリー伊藤、香山リカ(精神科医)はどんどん前へ出て来る。菊地幸夫(弁護士)はなぜか左へ。
「ニジュク、サンジュ」で終わって、目を開けてみんなびっくり。加藤は2メートル近くも前にいて、香山もほぼ同じ。テリーは少し後ろだったが、3人ともやや左に寄っていた。お笑いは菊地で、前に出ただけでなく90度左を向いていた。元のところにいたのは葉山だけだ。
加藤が葉山を振り返って「薄目を開けてただろう」、「開けてませんよ。開けてない」といつものやりとり。葉山の骨盤は正常とわかった。
西村が「前へ出る人は骨盤が前に傾いていて重心が前にある。左へいくのは骨盤が左にねじれている」という。加藤は2メートルの距離を気にしたが、距離は関係ないらしい。
西村「このズレは全部が骨盤のせいではありません」
加藤「もしかしたら、骨盤かもと思ったら…」
西村「大きくずれる人は病院へ」