リポーターの西村綾子が「秋は骨盤の歪みに注意しましょう」という。骨盤?なんでまた秋に。医療ジャーナリストの森田豊が解説する。骨盤が歪むと、腰の痛み、肩こり、頭痛、手足のしびれ、猫背、姿勢にも関わる。歪みは、骨盤を支える筋肉やじん帯がこわばって固まった結果で、秋になって気温がさがったときに適度な運動をしないと固まりやすいのだそうだ。
気温が下がったときの運動不足
専門家は立ち姿や歩き方だけで骨盤がどっちにどう歪んでいるかもわかるらしい。クツのどこが減りやすいとか、タイトスカートがどっちにずれるとかでもわかるし、一番簡単なチェック法は床に印を付けて、そこで目を閉じて足踏みを30回というやつだ。
西村がやってみると、見事に10センチほど左前へ出てしまった。左の骨盤が後ろにずれているため、重心が左に傾いているという診断だった。 こうした歪みは、カバンをいつも片手で持っているとか、イスに座って足を組むとかで起る。むろん矯正法はいろいろあって、またベルトや座布団などのグッズもある。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト