3200分の1の確率で人に当たると予測されたアメリカの人工衛星が大騒ぎの末に落下した。
番組が伝えるところなどによれば、地上からはきれいそうに見える宇宙(地球軌道上)は、意外にゴミだらけだという。しかも、人工衛星などがいつどこに落ちる(た)かは、予測がむずかしく、なす術ナシ――。予測どころか、何時にどこに落ちたのかすら定かではない。
宇宙お掃除ロボが必要?
「ニュートリノが光より速いとかいう(ことが計測できる)時代に、人工衛星が大気圏に突入したと思われる時間が、2時間も幅があるって。なんでわからんの?」と司会の小倉智昭は苛立ちを隠さない。
ルンバかなにかで、元人工衛星などの宇宙ゴミを掃除することはできないのだろうか? JAXAなどが宇宙ゴミをなんとか制御する方法を開発中だという。が、よく聞けば、まだ計画、実験段階だそうな。
約1か月後ぐらいには、1990年に打ち上げられたドイツの人工衛星が落下する予定だという。次回は、人にぶつかる確率、2000分の一。今回よりもさらに当たりやすくなってる。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト