「なぜ動こうとしない」
さらに、たわわに実った稲穂の映像を見ながら、みのが「このお米はどうするのですか」と問うと、農家は「処分するしかない。これから本調査をするということだが、例え規制値を下回った結果が出ても、誰も買ってくれないでしょう」と落胆している様子を伝えた。
コメンテーターの八塩圭子(学習院大学特別客員教授)は「この段階に来て、これだけの被害が広がっているということがわかっているのに、東電から何の連絡もないというのは問題。なぜ、自分たちから動こうとしないのか」と東電の姿勢を批判した。
みのも「今の役員には全員辞めてもらって、東電をニュートラルな企業に変えるしかない」と突き放した。東電はどこまで真剣に、被害者のことを考えているのか。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト