10月26日公開の映画「ステキな金縛り」の完成披露試写イベントが昨日(2011年9月21日)、あったそうである。脚本・監督は三谷幸喜で、落武者の幽霊が裁判で証言するとかいう、「三谷映画」にしては設定がわかりづらい、シュールな感じがしないでもないでもない。
落ち武者の幽霊が裁判で証言
番組によれば、三谷は「生誕50周年の大感謝祭ということで、今年はとくに気合いが入ってる」(田中大貴アナ)そうであり、舞台、テレビドラマ、はたまた小説出版などマルチに大忙しイヤーであるのだが、「なかでもとくに気持ちが入ってるのが、ステキな金縛り」(田中)だそうな。
で、はやくもこの作品を観賞したらしい笠井信輔アナが「わたくし三谷作品ではじめて泣きました」と打ち明ける。番組での話を聞く限り、笠井はわりと感情の起伏が軽々しい、いや情感豊かであり、頻繁に感動し、泣いたりしてるようなのだが、三谷作品では意外にも(?)初泣きだったのである。
笠井によるあらすじ的な説明もいまいちわかりづらく、視聴者的にはピンと来ないうちに、笠井の話は「泣ける」という原点へと戻っていた。「もうねえ、泣けて泣けてしょうがない。三谷さん、すごいと思った」
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト