野田首相がオバマ大統領に迫られた「とにかく成果出せ」

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「首相1年交替」の日本外交じゃ「あいさつ」で終わり

   スタジオのコメンテーターの北川正恭(早稲田大学大学院教授)はその背景について、「アメリカも余裕がなくなってきている。日本に成果を出せ、出せというのもその表れ」と見る。

   みの「会談時間が少ないなら、沖縄県民の気持ちをどう思っているか、直接訴えることはできなかったのか」

   北川「それは何年間、首相をやっていないと無理。『初めまして、これはどうだ』というのは言いにくい」

   毎年、首相の顔が変わる今の日本外交にはできない相談だ。それを聞いて、みのは「オバマさん、このスタジオに来てくれないかな」と言う。みのもコメンテーターもなぜか触れなかったが、映像にはファーストレディーとして外交デビューを果たした仁実夫人も登場した。白いブラウスに黒っぽいスーツ。首相に劣らず地味に見えたが、同時テロの跡地、グラウンドゼロでは時折、涙を浮かべながら説明を聞いていた。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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