帰宅困難慣れ?みんな冷静だった最強台風「首都直撃」

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スマホのウェザーニュースで情報確認

   台風15号は上陸して急にスピードを上げた。みのがその様子を語る。

   「昨日、事務所にいましたが、お昼頃、この程度かな、午後1時頃もこの程度かな、2時頃になってもこれなら大丈夫かな。ところが、3時あたりから急に雨と風、いきなりでしたね。金井さんは、昨日の夕方、どうでした?」

   みの「帰宅は?」

   金井「一杯やってから帰りました」

   みの「正解でした」

   みの「小松さんは?」

   小松成美(ノンフィクション作家)「私も外にいましたが、みなさん整然と並んでいましたね。スマートフォンなどで、ウェザーニュースで随時、情報を収集して、それを共有している場面に遭遇しました。そうした情報の共有で落ち着いた態度がとれたのかなと思いました」

   北川正恭(早稲田大学大学院教授)はまともに台風とぶつかったようだ。

   「大学にいましたが、午後2時に研究室を閉めました。私は午後4時20分頃に出ましたが、タクシーも、もう、いちばん大変でした。いつ帰るかどうかの判断は大切ですね」

   交通網が整備されている首都圏だが、災害には弱い。いつ自分が帰宅困難者になるかも知れない。ふだんから帰宅の手段やルートを確認しておくことが肝要だ。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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