米国「日本人女性出会いサイト」 素性分からぬまま紹介

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   アメリカ・カルフォルニア州で2007年に見つかった女性遺体は島根県出身の日本女性だったが、出会い系サイトで知り合ったらしい3歳年下のアメリカ人男性の夫が事件に関与している疑いが浮上している。「モーニングバード」はこの男性の裏の顔と、優しくて夫に尽くす日本人女性との結婚を望む出会い系サイトの氾濫ぶりを取り上げた。

遺体女性の夫「結婚詐欺」の常習犯?

   現在、ハワイで豪華な生活をしているという夫は、地元メディアに「妻を殺したという指摘は間違いだ」と犯行を否定しているという。しかし、妻の捜索願も出さず、行動には多くの疑惑がある。

   夫婦は02年に離婚協議を始めたが、そのさなかに妻が養子縁組をしていた養母が死亡、その遺産を相続することになると、夫は離婚を取りやめる申請を裁判所に提出したという。また、夫は複数の出会い系サイトに登録し、日本人女性を相手に結婚詐欺を繰り返しているという苦情が寄せられていた。豪華ボートの売却を巡る民事訴訟では、1200万円の賠償命令が出されているのに応じていない。地元の警察は殺人事件の可能性を視野に、夫から任意で事情を聞いているという。

「付き合いは自己責任」の文書にサイン

   司会の羽鳥慎一「アメリカには日本人女性向けの出会い系サイトがいっぱいあるそうですね」

   アメリカの事情に詳しい神田瀧夢(タレント)が説明した。

「日本人女性は優しくて夫に尽くすというイメージがあり、日本人女性と結婚したい人がいっぱいいる。そうした出会い系サイトもいっぱいあり、日本にも上陸している。 ただし、こうしたサイトは『紹介はするが、あとの責任は持ちませんよ』という文書にサインをさせられる。あとは自己責任というわけだが、日本人女性はバックグラウンドがないので、出会ってから(相手の素性を)自分で調べる必要がある。心理学者などが『こういう発言をする人は要注意』と警告しているサイトもいっぱいあるが、よく調べることですね」

   別にアメリカ人相手でなくても、出会い系サイトでだまされるケースは多いはずだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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