「福島の花火やめろ」に右往左往の市役所―事なかれ主義が招いた中止騒ぎ

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腹据わらないまま「復興支援」

   司会のみのもんた「わかるね、それは当然です。そういう配慮が市になかったのは事実。ちゃんと花火に数値をつけて送ってもらえれば何の問題もなかったかもしれません」

   コメンテーターの杉尾秀哉(TBS解説・専門記者室長)は「(市民の苦情や抗議は)ある程度、想定できたことだと思いますね。この意見も過激な意見ではない。実行委員会はそうした不安や心配に応えられるものを用意しておくべきだった」

   三屋裕子(スポーツプロデュサー)も「いろんなことを言ってくる方はいらっしゃいますよ。それに対して、市側がしっかり説明できることが大切だ」と市や実行委員会の準備不足を批判した。

   市長は「本当にこれでよかったのかなという忸怩たる思いは今もある」といっているが、復興支援という思いとは裏腹に、腹の据わらない、事なかれ主義が、混乱をよけいに広げているようにも思える。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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