主席銅像の前に10万世帯の団地建設
故・金日成主席の銅像が立つ広場の真向かいに、10万世帯が入居できる団地が建設中で、その映像もあった。来年4月の「金主席生誕100年プロジェクト」として進められており、大学生が授業を休んで動員されて昼夜2交代の24時間態勢で建設に従事しているという。
辺は「平壌で暮らすことは別格扱なんですよ。今後、格差が広がると脱北者は増えるのではないですか」という。
コメンテーターの吉永みち子(作家)「国の威信のために平壌に富が集中しているわけだから、当然しわ寄せがきている部分がたくさんあると思う」
スポーツキャスターの長嶋一茂は「国民の怒りがどこへ向けられているのか逆に不思議ですね」という。子どもを含む9人の脱北者は、異常な独裁国家がすぐ隣に存在することをあらためて認識させてくれた。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト