この異常残暑は何だ!?…連休も熱中症注意

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   9月も中旬を過ぎようとしているのに、猛暑日が続いている。熱中症で緊急搬送される人も相変わらず多く、農作物にも影響が出ているという。「朝ズバッ!」はこの異常気象を特集した。

松茸が生き腐れ

   秋の味覚の王様・松茸にも異変が起きている。奥平邦彦リポーターが長野県の松茸農家・遠藤猶善さんを訪ねた。遠藤さんに松茸林を案内してもらうと、あちこちで腐っているではないか。「大きくなる前に腐ってしまう。今年の松茸は無理だ」と遠藤さんは早くもあきらめ顔である。

   奥平がスタジオに腐敗した松茸を持参、司会のみのもんたがふにゃふにゃなった松茸を手にして、「匂い松茸、味シメジと言うけど、これはひどい。香ばしい香りをかぐこともできない」と落胆する。

   京都大学の吉村文彦教授は「松茸は秋の深まりと共に生長するが、ここ一連の猛暑で成長が途中で止まってしまった。典型的な高温障害です」と解説する。

   松茸料理が売り物の長野県の料亭の女将は、「今月中旬頃から松茸料理を始めようと思っていましたが、今の段階では無理。いつから始められるか見通しも立っていません」とガックリ。

9月後半まで下がらない気温

   みのが気象予報士の森朗に秋の気象予想を聞く。

   森「例年ならば気温が下がり始める頃ですが、今年は猛暑が週末明けぐらいまでは続きます。このため中程度の生活習慣でも熱中症の危険性があります」

   みの「中程度の生活習慣って?」

   森「布団の上げ下ろしや床拭き、自転車での外出などです」みの「その程度のことで熱中症になってしまうのか」

   昨日(2011年9月15日)、群馬県玉村町の町立南小学校で、運動会の練習中に児童41人が頭痛や手足のしびれなど熱中症の症状を訴えて病院に運ばれた。蒸し暑さは真夏ほどではなくなったけれど、秋の日差しは強い。連休中のレジャーでもご注意を。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト