元絵画講師の男性に15年間もストーカー行為を働いていた女性が14日(2011年9月)、ストーカー規制法違反容疑で逮捕された。
女性は大阪・高槻市に住む48歳。男性は59歳でその差11歳。「モーニングバード」はあきらめの悪い女性の不可解な事件として取り上げた。
自宅押しかけや待ち伏せ
女性が男性に出合ったのはおよそ20年前。女性は28歳、男性は39歳の時に、男性が講師をしていた絵画教室に通い始めたのがきっかけだった。近所の人の話では、「背が高く170センチぐらいの美人さんだった。本当に可愛い娘さんだったんでねぇ、ビックリしました」
出合いから5年後、女性は33歳になったころからストーカー行為を始めた。逮捕容疑は今年1月から3月にかけて、男性宅に押しかけたり、待ち伏せするなどを繰り返した行為だが、それ以前からずっと続いていたらしい。男性は昨年7月に警察に相談していた。
出合った20年前「2人に何かあった?」
夜の世界を引退し作家デビューした立花胡桃は、「教え子ということもあって、男性がはっきりしなかったのだと思う。優しさから誤解を生んでしまったのだろう。女は執念深いから怖い」と話す。
司会の羽鳥慎一は15年間という長さによほど驚いたようで、「15年間ストーカーする女性の気持ってどうなんですかね」
これに司会の赤江珠緒は「う~ん、ちょっと分からないですね」。
テレビ朝日ディレクターの玉川徹「女性は15年愛と思っていたんでしょうね。これは勘違い」
逮捕されると誰でも悪者扱いされてしまうが、女性が絵画教室に通っていた時は男子講師とどんな関係だったのか。情が深いのか、執念深いかはこの5年間の関係に鍵がありそう。
タレントの松尾貴史がそこにちょっと触れた。
「出合った20年前からの5年間に、お互いどういう関係性で対応していたのか。あとの信号を受け取ったと勘違いしたのかもしれない」
情が深まる関係にあったのなら警察沙汰は酷な感じもする。