スペースシャトル引退はカネ食い過ぎ。これからは使い捨てロケット

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   スペースシャトル――。駅と近所をバスで往復するかのように、じつに簡単に宇宙に行ったり来たりできそうな名前ではある。だが、宇宙計画はそこまで進んだ感じはないままに、夢の乗り物は引退。

2030年に有人飛行で火星到着

   そしてこのほど、NASAの次世代ロケットが発表されたそうである。「原点に戻る」(笠井信輔アナ)格好だそうで、シャトル以前のアポロ計画世代のロケットと似たような使い捨てになるという。2030年には有人飛行で火星を目指すんだそうな。

   そうした情報が笠井からもたらされると、司会の小倉智昭は開口一番、いつものようにカネの話をはじめた。「スペースシャトルはやってみたら、けっこうおカネ喰いましたよね。使い捨てのほうがおカネかかんないんですかね」。なんだかんだ叫んだって、結局のところカネでしょ、と言わんばかりの、自信に満ちあふれたオグラ的アティテュードである。

   オグラのこのお尋ねに対して、笠井は「耐久性、安全性といったものを考えると、かなりおカネがかかったようでして――」などと答弁したが、残念ながらこちらは力量不足。オグラレベルの、つっこんだ、具体的なカネの話、計算にはほど遠かった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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