野田首相「頭は下げても言うことは聞かん」代表質問で民自対決

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   「こんなに頭を下げる総理大臣は初めてみた」とコメンテーターの金井辰樹(東京新聞政治部次長)。昨日(2011年9月14日)の衆院代表質問で谷垣禎一自民党総裁の質問に対する野田佳彦首相の答弁をみてのことだ。「朝ズバッ!」は「野田VS谷垣 代表質問で初対立」として取り上げた。

与野党協議やる気なし?

   両者の昨日のやり取りを見て、司会のみのもんたは「北川さん、こんなもんですかね」と聞く。

   コメンテーターの北川正恭(早稲田大学大学院教授)は「どじょう内閣の低姿勢はいいが、名実ともに(所信表明演説で語った)『正心誠意』であたらなくてはいけない。協力をお願いすると言っておきながら、国会の会期は4日間で予算委員会も開かない。これでは、対決型に自ら戻したことになりかねない。スタートでつまづいた」と今後の与野党協議に危惧を示した。

   「4日間に固執するのはなんなのですか」とみの。

   金井「鉢呂吉雄前経産相の発言もあり、またいろいろ問題発言が出てくることを恐れた。もう少し準備したいということでしょう」

   間が悪いというか、4日間の説明を求めた谷垣の質問に答弁漏れがあり、野田が「ご無礼しました。大変失礼しました」とまたまた深々と頭を下げて詫びる場面もあった。

   三屋裕子(スポーツプロデュサー)は野田の答弁内容について、「失言がないように守りに徹したなと思う。泥をかぶると言ったんだから、泥をかぶっていろんなことをザクザク言って欲しかった」と不満を述べた。

   みのも野田の答弁に具体性が乏しかったと指摘。

   「復興財源についても、与野党協議のうえで決めるというのではなく、われわれ政権政党としてはこのように考えていると具体案を示してほしかたった」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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