副業で漁業営んでいる軍人
脱北者が海を渡って日本に来る背景を北朝鮮事情に詳しい毎日新聞の鈴木琢磨編集委員が解説した。
「中朝国境の警備が厳しくなり、陸づたいで逃げるのは難しい。逃げるなら海からという方法しかない。また、北朝鮮の軍人には副業で漁業を営んでいる人が多い。それだけ、船が手に入りやすい」
現在9人は海保の事情聴取を受けているが、今日にも入管当局が日本への仮上陸を認め、関連施設に移す見通し。みのが「パスポートもない人の仮上陸が認められるのか」と疑問視すると、コメンテーターの若狭勝(元東京地検特捜部副部長・弁護士)は「人道的見地からということで認められることがある。最終的には本人たちが希望すれば韓国に送られるのではないか。その方が、日本にとってもありがたい」とコメントした。何がありがたいのか良くわからないが、北朝鮮トップの交代にともなって、日本への脱北者も増えそうだ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト