都会の住宅地ほど危ない土砂崩れ・崖崩れ―自宅裏や立体交差点

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擁壁の継ぎ目に雑草生えてたら要注意

   横浜市のある住宅は家の裏の擁壁が高さ5メートル、幅15メートルにわたって崩れた。住人は「雨が降って変な音がするなと思っていたら、ドーンと来た」と話す。現場を見た谷教授は指摘する。

「壁の継ぎ目に雑草が生えていたり、水がしみ出した白い後があったら、中に水がたまっていると考えた方がいいでしょう。排水孔が泥や草が詰まってしまうと、水が排出されません」

   危険個所を発見するポイントは、(1)壁がズレていないか(2)継ぎ目の亀裂が広がっていないか(3)排水孔が詰まっていないかだ。また、ガケ崩れが起こる前兆現象は「石が転がり落ちてくる」「排水孔の水が濁る」など。とくに排水孔から土も一緒に出てきたら急いで逃げる。

   井ノ原快彦「いま、自分のところはどうだったかなと、みなさん思っているでしょうね」

   ハザードマップは国交省のホームページで見ることができる。

磯G

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