人気マンガ「モテキ」の作者・久保ミツロウが9月11日(2011年)、「久保ミツロウとしてのマンガ家デビュー10周年です」とツイッターで報告した。
もともとは本名の「久保美津子」で少女マンガ家デビューをしたが、少年誌に移る際にペンネームを「久保ミツロウ」に変更。01年から「週刊少年マガジン」で、新宿界隈の人間模様や出来事を描いた「3.3.7ビョーシ!!」の連載をスタートした。
10年前の自分には言えないこと
その後も「トッキュー!!」や「モテキ」などヒット作を飛ばして順風満帆だったが、「10年前の自分には、10年後変わらず結婚どころか彼氏もできないしモテたりもしないしビジュアルが劇的に変わったりもしないけど、家族は生きてて友達にも恵まれてて、びっくりする位素敵なことがいっぱいあるから頑張って漫画描いとけってまあ絶対言わないな。あいつ凹むと思うし」と、かつて思い描いていた10年後の自分の姿ではないと語る。
ファンから「漫画がドラマ化して映画化するって言ったら喜ばないんですか!?」といわれると、「10年後の私(に)『そこまでやって、なんで結婚も彼氏もできないの?バカなの?漫画ばっか描いてたら他の幸せ全部諦めなきゃいけないぐらい私ダメな女なの?』と罵られます」と自嘲気味に返答した。