俳優の津川雅彦は9月10日(2011年)のブログで、初めて見に行ったという「嵐」のコンサートを熱く語っている。
国立競技場で行われたコンサートには、約7万人のファンが詰めかけた。3時間半という長丁場だったが全く飽きなかったそうで、「嵐の歌とダンスは僕には良く判らない。・・・が5人のキャラクターはそれぞれのびのびとした個性が際立ち、今時!稀な、熱血青年ぶりで、互いに相乗効果を上げている」と興奮気味。歴代の人気アイドルに出会う度に「独特のオーラを感じてきた」という津川だが、嵐のオーラは「かつて見た事もない、迫力と魅力があった」という。コンサートの進行までもていねいに描写したブログからは、感心ぶりがうかがえる。
「芸能人は、華々しさに憧れ、最高峰を目指すからこそ、とてつもないエネルギーが、尽きる事なく湧き出る。観客も、不可能。不可思議。ファンタジーと夢。美しさに憧れ、夢中になり、狂喜乱舞し、ショーに没頭する。その顔は、まるで幼児のように輝いている。それが遊びの本質。文化の本道だったと、久しぶりに気付かされた。」