しずちゃん「てんで甘い。オリンピック行けない」(トレーナー)

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小柄な相手に連打浴び棒立ちダウン

   ミドル級(65~75キロ)のエントリーは台湾2人、ベトナム1人としずちゃんだけ。2回勝てば優勝だ。最初の相手は台湾選手だった。試合は2分4ラウンド。さてーー。

   相手はやや小柄だが手が早い。たちまち連打を浴び、棒立ちになったのをダウンと見なされて失点。2ラウンドから互角に打ち合い、3、4ラウンドは善戦したが判定は負け。しずちゃん初の公式戦は苦い結末になった。

   終わって「悔しい。もう1回闘って金メダルをとりたかった」というが、梅津トレーナーは「いまのままではオリンピックには行けない」とはっきりいう。

   試合会場に、しずちゃんの相方、山里亮太(34) がいた。カメラが近づくと「いま着いたところ」というが、試合はもう終わっていた。「明日だって聞いてた」

   その足でホテルへ行くと、「えーっ」と嬉しそうなしずちゃん。「来たんや」

   山里「来たよ、 さっき着いて」

   しずちゃん、思わず涙ぐむが、「タイミング悪いな」

   山里「ボケみたいになってんじゃん」(笑い)

   しずちゃん「でも負けちゃった。まだ世界には届かないのを実感した」

   山里「コメントがアスリートじゃんか。とりあえずそっちに集中してて。オレ、日本で南海キャンディーズ守っていくから」

   これをカメラの前でやるんだから、そっちはプロだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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