大震災半年―みのもんたが目の当たりにした福島・浪江町の「荒涼」

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   9月11日(2011年)で東日本大震災から半年ということで、司会のみのもんたは被災地を訪れていた。あの日から6か月が過ぎ、あらためて大きな問題になっているのが、被災者たちの就業と移住だ。宮城県の石巻市では人口が7割減となり、福島県では約2万5千人の人たちが県外への移住を余儀なくされている。

野生化した乳牛・豚、雑草でおおわれた田畑

   みのが入った福島県浪江町では、乳牛が野生化しすっかり汚れた豚が食べ物をあさっている。田畑には雑草が生い茂り、この光景を目の当たりにしたみのは「この地域はこれからどうなってしまうのか」とため息をつく。

   就職難も深刻だ。岩手、宮城、福島の3県の仮設住宅に住む人たちの8割以上がなかなか仕事が見つからず、追い詰められている。

   コメンテーターの池田健三郎(経済評論家)「仕事の問題も含めて、どんな町作りをするのか。行政の手腕が問われる」

   八塩圭子(学習院大学特別客員教授)「住民と同じ目線で見ることが重要。上から目線では町の再興はできない」

   みの「いったいいつまでこの状況が続くのか。東電や政府は何を考えているのがろうか」

   伝えている現実はとても厳しく深刻なのに、コメンテーターやみののコメントは通り一遍で、どこか他人事にしか聞こえなかった。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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