発送電分離できるかどうか見もの
政権の外から見ると、見えないところが見えるかもしれないというわけで、玉川が聞いたのは自民党の河野太郎衆院議員。こんな答えが返ってきた。
「野田さんは財務相時代に東電は絶対に潰しませんよと救済法案を出した張本人。電力会社に対しては甘い。資本主義を壊しても東電は守ることをやってきた。そこの心を入れ替えてもらわないと。
自民党のなかでも原発を推進しようという人はほとんどいなくなった。発送電分離、地域独占など、電力の供給体制を変えることを支持できるかどうかが、当面の大きな分水嶺だと思う」
スタジオでは、司会の羽鳥慎一がタメ息まじりに「国のために働こうとしないんですかね」
玉川「思っているんですよ。でも、あくまでわれわれの既得権は守ったままという前提がある」
これに限って言えば政官一蓮托生。だから改革は難しい。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト