サッカー女子「大一番・北朝鮮戦」気になる「鹿の角ドーピング」

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   「あと8時間ですね」と司会の加藤浩次が開口一番。なでしこジャパンの対北朝鮮戦がいよいよだ。勝てば文句なしだが、北朝鮮は強敵だから心配だと、これで3日連続だ。

   この日(2011年9月8日)は現地に田中毅アナが入っていた。

   「北京から新幹線で2時間。ここが山東スポーツセンターです。大野選手は『2日開いたので体力的には楽』といっていました」

エキス飲ませて主力5選手出場停止中

   田中は中国の原朕新聞を示して、「日本の勢いを止めることはできない。すでに五輪のポジションを占めていると書いています」という。

   加藤「中国はわかっているようですね」

   ここで北朝鮮のドーピングのいきさつに触れた。ワールドカップの際に検出されたとして、今回は5人の選手が出場停止。北朝鮮側は「落雷で気絶した選手に鹿から抽出したエキスを飲ませたら、それが連盟の規約に触れた」と説明しているそうだが、真偽をともかく、主力5人を欠いて臨んだというのに、目下2位につけている。今日がその直接対決というわけだ。

   田中は問題の鹿の角について「勢力がついて身体を丈夫にするそうです」

   キャスターのテリー伊藤「いいね」

   田中は鹿の角を薄く輪切りにしたものを見せて、「こうしてスライスして売ってくれる。これをお酒に漬けて半年から1年間たつと効果があるそうですが、時間がないので水に入れてみます」とコップに入れて飲んでみせ、「無味無臭」(爆笑)

   テリー「何を取材しているんですか」

   田中「周辺取材は大事です」

   テリーは角にご執心だ。「持って帰ってください、おみやげに。それでドーピングにひっかかったというのはウソかもしれないね」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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