「ふる里で産みたい」原発被害地に戻る妊婦たち…胎児への影響ないか?

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「妊婦本人の判断」といわれても遅すぎる情報

   頼りとする情報は国が発表する放射線汚染の情報。それがすこぶる遅い。番組が放送された3日前に、文科省から福島第1原発から半径100キロ圏内の土壌汚染の実態が発表された。残念ながら番組では一切触れなかったが、半径30キロ圏内でセシウム137(半減期33年)が1平方メートル当たり148万ベクレルを超えていた。この数値は、チェルノブイリでは居住禁止基準になっており、25年経った今も東京都の2倍の面積で立ち入り禁止が続いている。この福島の汚染の実態はとっくに分かっていた情報だが、避難区域の見直しは現在も行われていない。

モンブラン

NHKクローズアップ現代(2011年8月31日放送「ふるさとで産みたい~福島・妊婦と医者の模索」)

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