「オイオイこのお札!!!!!100兆じゃねーかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
と仰天したのは、お笑いコンビ「アンタッチャブル」の柴田英嗣だ。中目黒で意気投合したジンバブエ人と飲んでいたところ、なんと「0」が14個も並んだ「ジンバブエドル」紙幣を差し出されたのだ。
柴田が思わず「くれ!これくれ!」と頼むと、相手も「アーイイデスヨ」とあっさりOK。大金持ちになったと浮かれた柴田だったが、ふと疑問が頭をよぎる。
「これ日本円だといくら位なんだよ?」
「ン~?40エンクライ?」
ジンバブエでは経済政策の破綻により猛烈なインフレーションが起こっており、すでにジンバブエドルは製造中止に追い込まれている。2009年に発行されたこの「100兆ジンバブエドル」も、今やほとんど価値がない。
大金持ちの夢破れ、「恐るべしジンバブエ」と柴田は驚き呆れるばかりだった。