いまをときめく米国のアイドル的大人気歌手の共演動画が、動画サイトのYouTube(ユーチューブ)で再生数を大きく伸ばし、話題を呼んでいる。
ロサンゼルスのステイプルズセンターで8月23日(2011年)に行われたカントリー風女性歌手テイラー・スウィフトのコンサートに、スペシャルゲストとしてジャスティン・ビーバーが登場。ビーバーのヒット曲「ベイビー」とともに歌ったとされる際の映像だ。
映像は観客が撮影したものとされ、会場には終始甲高い黄色い声が鳴り響き、ビーバーが熱狂的に迎えられている一方、観客らしき男性が退屈そうに突っ立っている様子も、数人分確認できる。
「愛してる!」から「背低い!」などなど
よき友人同士だという二人は、姉弟(テイラー21歳、ビーバー17歳)のような雰囲気で、ただのよくある共演じゃないか――と思われるかもしれない。しかし動画には、主に英語のコメントが公開から約1週間で9000件以上寄せられ、これまで恋の噂がそれぞれ多かった2人であることも手伝ってか、さまざまな憶測、ゴシップが飛びかった。
またビーバーの人気と不人気、毀誉褒貶ぶりは相変わらず。「アイラブ・ジャスティン!」といったコメントがあれば、ずり下がったパンツや(スウィフトとくらべての)身長の低さをあげつらうもの、性的な侮辱表現もうんざりするほど見られた。
「ビーバーが出てなければいい動画なのに」「なぜだテイラー、なぜ?」「いままでテイラー・スイフト好きだったのに」「ビーバーはテイラーにふさわしくない」など、テイラーファンらしき人からの悲鳴にも似たコメントも書き込まれていた。
ボンド柳生