4位・鹿野道彦がジャケット脱いで決まった「野田代表」

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   民主党の新しい代表に野田佳彦・財務相が決まった。きょう30日午後に首相指名。本人も「Who is 野田?」というように、知名度は低い。なにをどこまでできるのかも人によって見方は異なる。

   「スッキリ!!」はこれを政治評論家の三宅久之、田原総一朗、経産省大臣官房付の古賀茂明3氏に聞くというお手軽作戦で切り抜けた。面白いものを拾うと―。

小沢グループ「強引な切り崩し」裏目

   東日本大震災の復興・復旧では、「経済再生にもなる。災害で60兆円が失われたということは、60兆円の需要があるということだ」(田原)、「これまでより整然と進むだろうが、官僚主導になる心配がある」(古賀)

   増税については、「だれがなっても増税にはなる。それを正直にいった」(三宅)、「国民や企業が稼げない仕組みのまま増税というのは、いずれ行き詰まる」(古賀)

   総じて、田原は「強いリーダーを求める状況にふさわしい」。三宅は「増税路線で悪循環になるのは困る」。古賀は「静かに沈んでいく。これがいちばん心配」

   代表選の結果について、司会の加藤浩次が「(敗れたのは)小沢派の力が弱まったからでしょうか、作戦ミスでしょうか」と、日本テレビの首相官邸クラブキャップの佐藤圭一に聞いた。

「作戦を間違えた。1回で決着を狙ったが、強引な手法に反発が出た」

   鹿野道彦農相が2回目の投票でジャケットを脱いでいたのが話題になった。事前に「脱いだら2位の候補へ」と示し合わせてあったのだという。小沢陣営の強引な切り崩しに、鹿野派の52票が野田に流れた。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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