民主党の代表選は結局、小沢一郎元代表がテーマだった。総理・代表の椅子を射止めたのは野田佳彦財務相(54)だったが、数時間前の「モーニングバード」では「来年の9月までの話なんでしょ」という批判が相次いだ。
増税や大連立問題で伸び悩む野田は、一時期は「反小沢」の旗を降ろし、小沢グループにすり寄る姿勢を見せたりもした。こうなると、小沢の影響力は野田政権でも残るということだ。小沢は無罪の可能性が高いといわれる刑事裁判次第で、来年9月に行われる民主党代表選への立候補を視野に入れているという。
来年9月までの暫定?
青木理(元共同通信記者)は「結局、小沢さんなんですよね」と次のように嘆いた。
「裏で仕事をやるより、いっそのこと表でやってスッキリさせてほしい。当面でいえば震災復興、被災者支援脱原発を中心とするエネルギー政策の大転換、テーマはいっぱいある。そうした国家観が論戦にならず、小沢票を誰が取るかばかり。この状況は不幸なんですけど、しょうがない。
良いか、悪いかは分からないが、来年9月に小沢がやってスッキリさせてもらいたい。日本の国をどうするかはそれか…」
これに石原良純(タレント)も「来年の9月のためのこれ(代表選)って何?と言いたくなる」
前田典子(主婦モデル)「どうせ1年総理なんでしょ、と思うとあまり期待はできない」
東北の震災地復興、福島の原発事故の収束で、いずれもこれからが最も大事な時期にこの有り様、民主党の罪は重い。
文
モンブラン