世界陸上の男子百100メートル走2連覇を狙ったウサイン・ボルトが、決勝でフライング失格した。
なんでも陸上界では、去年から誰でも1回フライングすれば失格とのルールに変わったそうである。それ以前は、2回目にフライングした選手が失格だった。フライングによりきびしくなったというわけだ。
世界陸上でも多くの選手が「被害」
「このルール変更はかなり気になってました」と、陸上界の大立者で番組司会者の小倉智昭は言う。オグラによれば、今回の世界陸上でもかなりの選手がこのルールのおかげをこうむって失格となったという。
そこでオグラは「イエローカードみたいなものをだして、当該の試合で2回やったら失格にするとか、そういう方法に変えないと――」「ヘンな話、横の選手や役員が『ウ』と言っただけで、選手は出ます(スタートを切る)からね」と、再(再?)度のルール変更を求めていた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト