小渕健太郎と黒田俊介によるフォークデュオ「コブクロ」が8月28日(2011年)からしばらくの間、活動を休止し休養することが公式ホームページで発表された。11月に予定していたファンフェスタも中止になるという。
発表によると、2010年年末ごろから、小渕の声の不調が続いており、「あらゆる処置」を施しながら全国ツアーをはじめたものの、快方には向かわず。高音域の声を出そうとすると、「首周りの筋肉が異常に硬直してしまい、声が出しづらい」。声を出すことを職業とする人に多い症状「発声時頸部ジストニア」だと診断され、半年間の喉の療養のために、休養することを決断した。一方の黒田も、ツアー中に持病の腰痛が悪化したこと、喉の疲労を改善させるのに時間が必要だということから、同じく休養の運びとなった。
アルバムのリリース、大震災で被害を受けた東北での公演も検討していただけに、苦渋の決断だ。2人は連名で「この休養期間が、コブクロにとっての有意義な充電期間となり、活動を再開した際には、リフレッシュした新たなコブクロとして戻ってきたい」と先を見越しての意気込みを語った。