ハッキリすべき時期じゃないのか!?原発周辺もう住めない

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年寄りは「みんなで一緒に暮らしたい」

   戻れなくなった住民はこれからどうすればいいのか。猪苗代町のホテルで避難生活続けている81歳の女性は、「みんなが一緒に集まって住めるような仕組みを作ってもらいたい」という。

   コメンテーターの吉永みち子(作家)はこう話す。

「私の友人は3キロ圏内に住んでいたが、もう帰れないと決めたという。誰も決めてくれないから自分で決めるしかない。責任ある立場の人が判断を示さないで、半年も放ったらかし。どういうことだろうと思う」

   被災者たちは複雑な心境のなかで、今回の一時帰宅に安堵の声も聞かれる。先の81歳の女性は、「ずいぶん長かったけど、行ってみれば安心すると思う。一番行きたいのはお墓参り」だと話していた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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