「脱原発」「発送電分離」民主党代表選候補どう答えたか?

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前原「20年後」、馬渕「新規建設」、鹿野「回答なし」

   野田財務相は「中・長期的課題と思う」、小沢鋭仁元環境相は「発送電分離の方向で考えなければいけない」、馬淵前国交相は「基本的にはやるべきだが、全電力体制をバッサリやるのがいいのか、東電からやるのがいいのか。法的整理をして東電からやるのがいいと思う」、海江田現経産相は「検討に与えする考え」、樽床元国対委員長は「コストや停電のリスクを考慮して検討する」、前原前外相と鹿野農水相は回答がなかった。

   脱原発については、具体的に答えたのは馬淵前国交相。「原発をゼロにしても使用済み核燃料は残り、核とは共に生きていかねばならない。高度な技術で新規の原発建設もありうる」とする。脱原発で最も短い目標を明示したのは前原前外相で「20年ぐらいの期間で原発を減らし、最終的になくすためのロードマップをしっかり作ることが必要」と言う。あとは「依存度を減らすことは必要だが、ゼロについては慎重な検討が必要」(野田財務相)、「廃止に向けていくことが重要で目標は2050年」(小沢元環境相)、「将来的には減らす方向」(海江田経産相)、「新規建設は凍結」(樽床元国対委員長)、鹿野農水相は回答なし。

   松尾貴史(タレント)は「馬淵さんははっきり出しましたね」と言い、立花胡桃(作家)は「馬淵さんは怖い」と言う。

   赤江珠緒キャスターが「一番踏み込んでいるのは?」と聞くと、取材した玉川は「前原さん。20年と短い答えが返ってきたから」。しかし、司会の羽鳥慎一が「一番大事なのは言ったことをきちっと実行するのかどうか。マニフェストでいろいろ言ったが全部ダメだった」ときつい一発。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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