いやに暑かったり、寒かったり、雨が多く降ったりすれば、番組の気象予報士である天達武史の出番は増える。しかし、この夏の天達は、気象以上に少々異常な出方だった。何かと言えば、天達のスタジオ解説が長雨のように続き、大あくびをするコメンテイターも出る始末。とくダネ!もよほど制作費に困ってんのかね、とオグラ的なモノの見方のひとつもしたくなるほどだった。
翌日的中率82%
さて、そんななかで、コメンテイターからはたびたび「予報が当たらない」というナマ苦情が寄せられていたのだが、彼らのように天気予報でお悩みの方に朗報だ。
「これから9月にかけては、天気予報を信用しておでかけすると(いい)」と天達。なんと天気予報が当たりやすい季節がやってくるというのだ。なんでも、8月は、翌日の予報的中率が78%、翌々日74%だが、9月は同82%、78%へと、4ポイントぐらいアップする。
もっとも、これらの数字は気象庁のもの。天達自身の予報は「ボクもこのぐらい…(当たるといいな)」と口を濁していたところ、司会の小倉智昭は「天達は、もうちょっと当たるもんね」と、いつも従順な天達にプレッシャーをかけていた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト