菅首相の退陣表明を受けて、民主党は代表選を8月27日告示・29日選挙(2011年)の日程で実施する。ポスト菅の有力候補と見られる前原誠司前外相の動きを中心に、代表選の行方を追った。
候補者の公開討論2時間だけ
司会のみのもんた「前原さんはまだ49歳。次の誕生日が来ても50歳。若い総理大臣が誕生するかもしれない」
小沢一郎元代表を中核とする非主流派は前原不支持を決めているが、では誰を支持するのかは明確にせず、「本当に代表選には誰が出てくるのか。そして、自分が総理大臣になったらどんな政治を行うかもまったく分からず、情勢は混とんとしている」(みの)。
井上貴博アナウンサーが代表選投開票までのスケジュールを紹介しながら、「28日に2時間だけ代表候補による公開討論会が予定されています」と伝えると、みのは「たった2時間だけ」と呆れ顔。コメンテーターの海老原嗣生(コンサルタント・編集者)が「小学校の学級委員を決める選挙ではないのだから、そんなことでいいのか」と苦笑いをすれば、吉川美代子(TBS解説委員)も「代表に選ばれることは総理大臣になること。それなのに、こんなに誰も関心を示さない代表選は初めてです」と憮然としている。
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ナオジン| 似顔絵 池田マコト