タレントの上地雄輔が8月25日(2011年)のブログで、「父ちゃん」と慕う島田紳助の芸能界引退を話題にした。
「前向いて来て下さい」とメール
紳助の引退で、読者からは「無理せず休んで下さい」「ゆっくりしてから書いて下さい」「早く書いて」といった反響があった。周囲から心配されるのも「嫌だから」といって書いたブログによると、上地は会見の前日、紳助を引き留めるために自宅を訪れたという。笑ったり泣いたりして、自分の気持ちを伝えてから別れた。メールでも「前向いて来て下さい」と伝えたそうだ。
黙って見ていられない上地に、周囲からは「雄輔!今は見守るんだぞ!!絶対変な事すんなよ」と言われ、会見の様子などはテレビの前で、拳をにぎりながら見ていたらしい。当時の心境をブログで「無力な自分が悔しくて情けなくて」「誰に何を当たっていいのか、なんかある度『お父ちゃんは俺が絶対守るから』なんて偉そうな事を言ってきといて。情けなくて悔しくて」と振り返る。
「あれだけ数えきれない人を笑わせ、幸せにして、支えてくれて、救って、助けてきてくれた人が、なんで謝ってんのか頭では分かろうとしても、分からなかった」
紳助の周囲で何が起きたか詳しく知らないし興味がない。紳助と会った時にも、具体的な話はほとんどなかったが「自分が分かってりゃいい事だから」と上地。「オイラはオイラの大好きな人の笑顔と、きれいな涙を何があろうと、守ると決めたらズェッテーに守ります」と決意。お世話になった人のためにも、笑顔でいたいという。