問題処理逃げた関西テレビ
他の報道によると、関西テレビの番組の紳助の発言に右翼がかみつき、街宣車まで繰り出す騒ぎだった。本来なら、関西テレビが表に立って紳助を守らないといけないのを、紳助個人に処理を負わせてしまったらしい。その結果がAとBの登場となれば、タネをまいたのは関西テレビということになる。局は違っても、テレビ局にしてみれば他人事ではない。「これには触れるな」というお達しでも出ているのかと疑いたくもなる。
もうひとつが警察の動きだ。紳助の会見に合わせたように、「A、B関連情報」がスラスラと出てきている。今回の騒動の発端になったメールにしても、渡辺の携帯電話に残っていたのだから、そんなもの警察以外に知りえない。吉本興 業に持ち込んだのも警察と考えるとすべてがつながる。
「スッキリ!!」は弁護士の話として、暴力団排除条例の動きを伝えていたが、そんな一般化した話ではあるまい。警察は明らかに紳助を狙っていた。テリーがいたら何と言ったか。いや案外「夏休みで(コメントできなくて)よかった」なんていってるかもしれない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト