「一斗缶遺体」失踪届5年前―どうやって隠していたのか

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   2人の切断した遺体の詰まった一斗缶3つが相次ぎ見つかった大坂の猟奇事件で、3つ目の一斗缶が置かれていたゴミ置き場近くのマンションに住む57歳の男が死体遺棄容疑で逮捕された。

   男は無職の藤森康孝容疑者で、遺体は2006年5月に藤森から家出人捜索願が出されていた妻(失踪当時47歳)と長男(同21歳)だった。

   大阪府警が2遺体のDNA鑑定を行った結果、親子関係にあることが判明。現場周辺で行方不明の親子を探したところ藤森が浮上した。

一部を冷温状態で保管

   調べに対し、藤森は「一斗缶を捨てた覚えはないし、嫁も出て行ったきり、どこでどうしているか知りません」と容疑を否認しているという。

   失踪した06年から5年が経っている。事件が発覚した際の司法解剖では2遺体は今年6月ごろの死亡と推定されており、矛盾する。大阪府警は遺体の腐敗に差があることから、犯人は遺体の一部を冷温状態で保管していた可能性があるとみてさらに詳しく調べるという。

   司会の羽鳥慎一「自分の家族を自分が住んでいるマンションのゴミ置き場に置いていた。心理状態はまったく想像できない」

   なぜ今になって遺体を一斗缶に詰めて放置したか、これも解せない点だ。藤森は1年前に今のマンションに入居。引っ越してきた当初は生活保護を受けながら生活していたらしい。近所の住人によると、近所付き合いはほとんどなく、めったの顔を合わせることはなかったという。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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