紳助引退で仕事なくなる!レギュラー番組共演者やスタッフ

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   数々のバラエティー番組の司会をしているタレントの島田神助(55)が突然、芸能界引退を表明した。理由は、暴力団関係者との親交だった。

   吉本興業東京本部で行われた23日(2011年8月)の記者会見で、島田は暴力団関係者とは一定の距離を置いた親交だったことを強調しながら、「この程度でも引退しないといけないんです」と言葉の端々に無念な思いをのぞかせていた。

仲介役は元ボクシング世界王者の渡辺二郎

   島田が会見で明らかにしたところによると、暴力団関係者との付き合いは10数年前にさかのぼる。当時、「芸能界をやめようか」と悩むほど、自分では解決できないトラブルを抱えていたのを知った知人Aが、暴力団関係者のBに依頼して悩みを解決してもらった。

   この後、Bとの付き合いが始まったのだろう。ただ頻繁に密着していたわけではなく、「10数年の間に偶然や意図的に(Bに)お会いしたのは4、5回。最後のお会いしたのは4年半前、(自分が経営する)バーのオープンに訪れてくれ、お祝いにお金を置いて行った時だった」という。

   引退の引き金になった携帯メールのやり取りも、05年から07年の間に何度かあったが、それもBが知人のAを介してのメールのやり取りで、励ましのメールだったという。

   島田は「ボクのなかではその程度なんですよ。その程度で引退しなければいけないんです。だから他の芸能人の方々は十分注意して2度とこのようなことのないようにして頂きたい」と話した。

   さらに、「ルール違反はルール違反ですから、一番重い処罰を自分に与えた。前もって(引退を)伝えたのは、漫才をやめるきっかけを作ったダウンタウンの松本人志だけです。メチャメチャぶざまな芸能界の終わり方で、その中で自分の美学を通させて下さいとお願いした」という。

   スポーツニッポン紙によると、知人のAとは元ボクシング世界王者で暴力団関係者の渡辺二郎被告(恐喝未遂罪で上告中)だ。10数年前のトラブルとは、テレビ番組での島田の政治的発言がきっかけだったという。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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