犯行詳細は自供頼み
みのはコメンテーターの若狭勝(元東京地検特捜部副部長・弁護士)に「どうして、短時間の内に容疑者を割り出せたのか」と聞く。
若狭「見つかった大小の足首のDNA鑑定をしたところ、親子であることが分かった。そこで、捜査本部ではこれまで親子が同時に行方不明になっているケースの膨大な資料を調べ、容疑者に行き着いたようです」
みの「今後の捜査の展開はどうなるんですか」
若狭「現段階では死体遺棄容疑です。これを殺人罪までに持っていくには、司法解剖をして死因を突き止める必要がある。でも、死体のすべてが発見されていないので難しい。容疑者の自供が中心となり、裁判でひっくり返させられないためには、完全な取り調べの可視化が必要となる」
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト