「スッキリTIMES」コーナーで血液型論争。話の発端はきのう22日(2011年8月)付の朝日新聞夕刊の記事だ。俗に「マイペース」といわれるB型の学生が、就職活動で血液型を聞かれると、「不利になるのでは」と戸惑っているというのだ。
松本龍・前復興担当相の失言でイメージダウン
司会の加藤浩次が血液型を聞く。ウエンツ瑛士(タレント)は「Oです」。香山リカ(精神科医)「Bです」。菊地幸夫(弁護士)「Aです」。葉山エレーヌ(司会)は「Bです」
加藤「B型って言いずらいそうです」
ウエンツ「葉山さんは言いずらそう」
そう、文句なしマイペースで食いしん坊だ。
朝日新聞記事は、失言で辞任した松本龍・前復興担当相が「B型だから」と言い訳したため、「B型の印象が悪くなる」という就活生の声を紹介し、血液型にこだわる企業が依然としてあることを指摘している。そんなことをいったら、やれ星占いだ、血液型だと煽っているのはテレビの情報番組だ。誰も信じちゃいないというのに、いい占いだと「やった」なんていってるのはだれだ。よくまあ、こんなネタを出すもんだ。厚顔無恥とはまさにこのこと。
専門家は「性格との関連なし」
むろん専門家は「いまだにそんな会社があるんですねぇ」とあきれる。性格と血液型の関連性なんぞは「現代の迷信」と切り捨てて、「そもそも自分の努力で変えられないことを就職の面接で聞くことがおかしい」という。
加藤はこれをひいて、「関係ないのに聞くのはおかしい」と繰り返して、残りの1秒で「葉山はおかしい」。が、間髪を入れず、葉山は「おかしくない」と切り返した。この勝負、葉山の勝ち!