8月20日(2011年)から21日までの日本テレビ「24時間テレビ34」でスタッフもエネルギーを使い果たしたのか、けさの「スッキリ!!」(22日放送)は、「24時間テレビ」ネタでなんと1時間45分も引っ張った。他のネタは「ナゾの男」「スッキリ・タイムズ」「ニュース」「お天気」だから、番組作りのお手軽も極まれり。つくづく、テレビはパフォーマンスなのだなと実感、いやむしろ感心した。
延々と撮り溜めビデオ
24時間テレビの目玉は番組最年長のチャリティーマラソンランナーになった徳光和夫(70)。決まったのは東日本大震災の前だそうだが、被災地にも足を運びながらも、4か月間トレーナーについてみっちり練習に励んだ。1日36キロ走った日もあったというから、立派なものだ。
スタート地点に長嶋茂雄がスターターとして登場し徳光は大感激。お守りまでもらって雨の中を走り出した。「ボクはついてる」と本人もいうように、気温が低い。21日未明で22度、明け方には19.4度で、むしろ肌寒いほどだった。
途中、去年のランナーのタレントはるな愛が激励に現れたり、なんだかんだビデオだけは馬に食わせるほどあるから、いくらでも引っ張れる。
武道館のゴールではさすがによれよれで、「千里の道も一歩から。やればできる。オレみたいなずぼらな男ができたんだから、誰でもできます」といったあと、「すいませんが、大の字にさせてください」と、ゴロンと仰向けになった。
走りながら食べてた「おかゆ」「そば」「うどん」「おはぎ」
きょう(22日)からキャスターのテリー伊藤が夏休みで、代わりにはるな愛がいた。去年の経験から「最後のステップ、つらかったろうな」
司会の加藤浩次「70歳までマラソンしたことがなかったんだと」
勝谷誠彦(コラムニスト)「これからだといってた。第二の成人式の気分で、長嶋さんに送り出されたから意地でも走らざるを得ない。でも、被災地の人たちにも力を与えた」
中山美香レポーターが、徳光がマラソン中に食べたものを書き出したら、いつものチャリティーマラソンと全然違った。気温34度だった昨年は、身体を冷やすようなものが多かったが、今年は逆に温めるもの、おかゆ、そば、うどんなどが主だった。甘いものが好きだからと、おはぎもあった。